2008年08月11日

第352巻:徒然白衣雑記『あらたしいパソコンがキター』

どもども~清く正しくいやらしくをモットーに日々精進・・・ではなく退化している白衣のペテン師です。
最近更新がままならない状態ですが・・・足を運んでくれている皆様に感謝感激雨霰でございます。
先日新しいディスクトップパソコンを購入致しました。
でかい画面でホクホクしています。

はてさて・・・。
先週、無事にDMサマーキャンプのボランティアを終了し、現在感想文に手こずっている状態です。
感想文に手こずるって・・・ワシゃ小学生かい。
んまぁ、1泊2日という短い間でしたが、多くの子ども達や他の病院の医療職の皆々様と出会い、お話をすることができたのはとっても楽しかったです。

キャンプ当日。
現地である岐阜の乗鞍まで現地集合でしないといけない状態でした。
数人でまとまって行く予定でした…が、諸事情にて一人で出発することに。
一般道を使用し国道41号線をひた走りました(^д^)9m
飛騨・高山への高速道路が開通していたことを先日職場の先輩に聞かされたときは、正直落ち込みましたが・・・道中はそれなりに楽しめました。
・・・・・・一人でしたけど。
最後までナビ任せで走りました。
さすがに、道中一人では寂しいので、リラックマを隣に乗せながら爆走、山道は安全運転しなきゃと思い、カーオーディオをかけます。
・・・mihimarGTでした。
俄然Yeahで軽くハイになります。
そして次の曲は・・・AAAのBlood on fireって、頭文字Dじゃねえかぁぁぁっ!!
白衣のペテン師の頭の中に何かのスイッチが入ります。
ここは山道なんかじゃねえ・・・そう、例えるならマリオサーキットだっ!!
結果、色々加速した車が、山道に一筋のタイヤ跡を残しましたとさ(嘘)。
とにもかくにも、現地にはギリギリ間に合って到着。
海抜1500mの空気は伊達じゃありやせん。
階段昇っただけで息が切れました(←日頃の不摂生)。
気圧の変化のせいか、心なしか顔も体も膨れ上がって・・・んなわきゃねえ。

キャンプのオリエンテーションも終了し、今回チームで受け持つ子どものメンバーと顔合わせし、最初の血糖測定。
見たことのない血糖測定器を使っている子もいて、若干『やべぇ、勉強不足だった』と思いつつも、割と自立している子どものチームだったこともあり、手技を見守りながら、それぞれの血糖を記録してもらいます。
ご飯では、誰が何をどれだけ食べたかをチェック。
使用したインシュリンの量をチェック。
今年初使用となるカーボカウントのために、栄養士の方を交えながら、炭水化物(カーボ)の量をチェックし記録。
こうしてようやくご飯を食べられます。

ご飯のあとは、白衣のペテン師の初参加初司会のゲームです。
ダーツやボーリングなどのゲームコーナーを設置し、ドッジボールのコートを準備し・・・。
あらかた準備が出来たところで、メンバーと進行の再チェック。
そして・・・・・・。

ピカチュウ着用。

まっ黄色のモンスターが誕生いたしました。
下は幼児から上は高校生までいる子ども達からは微妙な反応。
・・・うっわ、空気読み違えた。
落ち込んでいても仕方が無いので、とりあえずその格好のまま司会を始めます。

『どうもぉ~、空気読めないポケモン、略してKYPことかつーんでぇ~す。皆さんこんにちわぁ~♪』

『・・・・・・・・・。』

うぉぉぉぉぉっ、いきなり沈黙かいぃぃぃっ!!
そんな始まりでしたが・・・ゲームが進行するに従い活気がでてきます。
皆景品用に準備したリラックマやディズニーの縫い包み目当てに一生懸命でした。
無事に全員に配ることができ、携帯や鞄、血糖測定器やインシュリンが入ったバッグに付けていた子もいました。
とるのに2か月くらいかかった人形は、わずか30分でほとんどがなくなりました。
ピカチュウの着ぐるみ・・・約4千円
縫い包みにかかった費用・・・約2万円
乗鞍までのガソリン代・・・約2千円
子どもたちの笑顔・・・プライスレス

ゲームのあとは勉強会、夕方の血糖チェックなどがありましたが、滞りなく受け持ちの子ども達と過ごすことができました。
今回僕が担当することになったのは、中学生3年の微妙な年頃の男の子通称『ぐうたら王子』。
自分で何かをするのをとっても面倒がります。
『おっさんウゼェ』
と言われるのを覚悟で、友達感覚で過ごしてみましたが、背中に座ってこられたり、ゴミを渡されたり、完璧にパシリ扱いです。
『はいっ捨ててきて』
『自分で行って来ぉ~いっ!!』
そんなやり取りばっか。
そして残念なことに、『オジサン』と呼ばれてしまいました。
10代の彼らにとっては25歳の僕はオジサンと呼ばれてしまうラインに入っていたということを、改めて実感させられました。
うぅう・・・orz///

夜は肝試しもありました。
子ども達の引率という形で参加でした。
お化け役の皆様のおかげで、とても良い形で楽しむことができたように思います。
・・・とういか導入時の恐い話がめちゃめちゃ恐かった。
恐い話やホラー系が大の苦手な白衣のペテン師。
夜おトイレに行けなくなっちゃうと思いました。
そのあとは飲み食いしながら職員同士で話したり、子ども達と遊んだりしました。
消灯時間の22時には子ども達には寝てもらい、職員メンバーはミーティングです。
ゲームは上等でしたと、お褒めの言葉を貰いました。

二日目には、朝の集いが終わったところで高山市内のプールへ出かけます。
隠し切れない太りかけのお腹を出すのは忍びねえ気もしましたが、勇気を出して水着に着替えます。
プールでは別のスタッフの方がゲームを進行してくださいました。
白衣のペテン師は、受け持ちの男の子に着かず離れずの距離で行動。
久しぶりのプールに日頃の運動不足を感じつつも、水と戯れる。
そのころからか・・・他のチームが担当している子ども達から『あーっKYPや、KYP。』と呼ばれ始めます。
昨日のピカチュウは以外な形で、子ども達の記憶に刻まれていたようです。
そして昼食。
プールのレストランの食事を食べ一息ついていた白衣のペテン師の下へ、何故かお膳がもう一つやってきます。
『お膳が余ったから、もう一つ食べてかれ』
・・・。
運動不足で気になるお腹-プールでの運動+おまけのもう一食=変わらないお腹回り。
・・・・・・おまけの一食は、なぜか涙の味がしました。

帰りのバスの中でも、子ども達と楽しい一時を過ごし、いよいよ一足先にお別れしないといけない時間になりました。
仲良くなった子ども達とスタッフに挨拶しつつ、晩御飯を食い逃げするかつーん。
受け持ちだったぐうたら王子にも挨拶します。
白衣のペテン師『んじゃあ、達者でなぁ。』

ぐうたら王子『ん、帰るの?じゃあね。』

白衣のペテン師『おいおい、そんな寂しがって泣くことはねえだろう』

ぐうたら王子『や、泣いてないし。』

白衣のペテン師『お部屋の皆ぁ~、明日王子の枕を調べてみてぇ、きっと涙で濡れてるはずぅ(笑)』
無言で笑顔を浮べつつ中指を立てる王子。
・・・悪戯好きのオイラならではの別れ方です。
また何人かの子どもたちからは「KYP来年も来るがいろ」と、来年の参加を歓迎してくれるような発言も頂きました。

暗くなる前に山を下りたいところでしたが・・・。
そんなこんだで、結局山道を降りたのは、夕日が沈んだ頃でした。
土産を買う予定だったアルプ飛騨も完全に閉まっておりました。
41号線でやってきたので、次は違う道を使ってみようと、もう一つの道を使用しました。
・・・恐っ。
トンネルの入り口から垂れる蔦が一瞬人間に見えたり、暗く濃厚な闇の中、一台しか通れないような山道を一人で駆け去るという状況に、白衣のペテン師の心臓は破裂寸前。
こんな時に限って、前日の恐い話が頭の中でリフレインされるというまさに四面楚歌な状態です。
んまぁ、無事に富山にも到着し、眠気眼を抱えながら、自宅へと到着しました。
そして泥の様に眠り今に至る。

来年・・・仕事の状況にもよりますが、できることならまた参加する機会があればと思いましーた。
今度は、もっと面白いキャラを作っていかないと・・・。
でわでわ~拙者これにてドロン。


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Posted by 白衣のペテン師 at 13:01│Comments(0)徒然白衣雑記
 
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